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2006年9月18日

 ■ スイス10日目(ツェルマット2日目)

 スイス10日目(ツェルマット2日目)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。

さて、昨日のはあいにくの天気の一日でしたので、今日こそは!ということで楽しみに迎えた一日です。

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 9月の日の出時刻は、7時過ぎ。この写真は日の出前のリッフェルベルク(Riffelberg)ホテルです。この時間帯に山の写真が撮れるのは、山岳ホテルならではです。


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 そしてツェルマット(Zermatt)の町の明かりが、雲の下に見えます。でも残念ながら、マッターホルンはまた雲に隠れてしまっているようです。


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 昨晩のホテルに滞在していたのは私たちとイギリス人の男女(いとこ同士)の二組だけでした。そこで、夕飯の時に教えてもらったのですが、ホテルjのすぐ傍でIbex(野ヤギ)が現れるとのこと。しかも、昨日の夕方、夕飯前に撮ったという写真を見せてもらったのですが、すぐ間近で撮影したものでした!

 そこで、私たち&そのイギリス人男女の4人で、Ibex探しの朝の散歩が始まりました。7時に待ち合わせして、まだ観光客の居ない山裾を歩きます。

 20分ほど散策していたのですが、なかなか姿を現しません。正直諦めかけたときに、遠くの山裾に動物の動く影を妻が発見しました!
 少しずつ近づいて行ったのですが、そこまで到着するまでの間に逃げてしまったようでした。

残念!!!!


と思ったら・・・

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 少し遠かったのですが、なんとか写真に撮れるところに居るIbexを発見!
最初に一頭が様子を伺ってから、続々と続いてIbexが出てきました!合計八頭ほどいるのを見ることができました。

 朝一番の散歩を終えて、8時位にホテルに戻ってから朝食です。宿泊客が少なかったせいもありますが、ホテルのマネージャーが相当親切に振舞ってくれました。これも話好きなイギリス人男性のおかげなんですが・・・

 
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 今日の最初の予定は、とりあえずマッターホルンで一番有名な展望台、ゴルナーグラート(Gornergrat)まで上がり、そこからのハイキングです。

 私たちの宿泊していたRiffelbergからは二駅ほど、この山岳鉄道で上がります。宿泊したホテルの周りには特に雪は無かったのですが、ゴルナーグラートの展望台まで上がると・・・
 
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 ご覧のように、雪化粧をしていました。標高は3130m。宿泊したホテルから600m程の差なのですが、完全に雪が積もっていました。ここからも、残念ながらマッターホルンはおろか、ほとんど周りの山々も霧に隠れてしまって見えませんでした。

 とりあえず、ハイキングをしながら下ることにしました。
ゴルナーグラートへ上がる電車にほぼ並行するように、ハイキングコースがあります。一部急なところもありますが、ほとんどは気軽に歩けるような道になっています。

 私たちが歩いたのは、ゴルナーグラート?ローテンボーデン(一つ下の駅)?リッフェルベルク(ホテルのある駅)までの二区間です。基本的に下りなので楽ですし、線路に並行して歩いているので安心感があります。このコースで距離にして4.5km程。時間で1時間半程度でした。

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 山頂付近を少しくだり、ローテンボーデンまでくると、少し霧が晴れてきました。多少遠くの山々が見えるものの、山の頂上は雲に囲まれているのが分かります。
 この駅のすぐ傍には、”逆さマッターホルン”で有名な湖、リッフェルゼーがあります。多くの観光客(しかも日本人が多かったです)が写真を撮っていましたが、ほとんどマッターホルンが見えない状態でした。すこし、光の加減で雲に映るマッターホルンの影が見られた程度です。


 本当は天気が良ければゴルナーグラート以外にも、スネガ?ウンターロートホルンの展望台や、標高3883mにあるクライン・マッターホルンの展望台にも上がりたかったのですが、今回は断念。とりあえず、ツェルマットの町まで下りて昼食としました。

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 多少晴れ間も覗いていましたので、昨日よりは駅前もきれいに見えました。食事後もぶらぶらと町を歩き、クライン・マッターホルンに上がるためのゴンドラ乗り場まで足を運びましたが、やはり上は雲の中のようです。


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 という訳で、4時ごろにはホテルのあるRiffelbergまで逆戻り・・・せっかくのスイス旅行なのに天気に恵まれなくて残念。と悔しがりながら・・・。

 羊は無邪気に草を食べています。。。


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 今日のディナーの一部はこれ!実は、例のイギリス人の男性が前日に、”明日のディナーはスイス料理が食べたい!”と言ってリクエストしていたら出してくれたのがこれ!
 ラクレット(Raclette)という料理で、茹でたじゃがいもとトマト、 ピクルスに丸いチーズを半分にカットし、切り口を温めて溶けたチーズをかけて食べるというもの!

 これが本当に美味しかった!今回の旅のスイス料理で、私たち夫婦の一押しがこれになりました。但し、主にフランス語圏や山岳地方で食べることが多いそうで、後日のチューリッヒで入ったレストランではラクレットのことをウェイターが分かりませんでした。


 と、美味しい夕飯を食べながら窓の外を見ていると・・・

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 なんと、マッターホルンが夕日に赤くなった雲を伴い、徐々に見えてきたのです!


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 もちろん、ツェルマット(Zermatt)の町は雲の下。山岳ホテルだけの特権です。


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 そして・・・・100%とは言えないものの、頂上が見えました。今回の旅はなかなか天気に恵まれなかったので、ようやく見えたマッターホルンに感激!

 オーナーの話によると、明日の天気は今日よりも良くなるとのこと。でも、明日の朝に出発なんですよね。朝10時8分の氷河急行でツェルマットを出発する予定です。

 しかしここは山岳ホテル。始発の山岳列車を確認すると7時40分頃に上りが来るみたいです。ということは、がんばればゴルナーグラートの展望台または、リッフェルベルクからのハイキングのどちらかが楽しめそうです。
 但し、これも天気次第!日が暮れながら、山岳ホテル最後の夜にどうにか星が見られないかと期待していたのですが、夜にはまた霧が出てしまってほとんど困難でした。残るは明日の早朝のみになってしまいました。

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投稿者 Hide : 2006年9月18日 20:36