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2007年7月26日

 ■ アメリカの読書スタイル

 アメリカの本屋で、村上春樹著の海辺のカフカ英語版「Kafka on the Shore. (Vintage)」をよく見かけます。私は日本語で読み、おもしろかったので英語でも読みたくなり買ってみました。この作品は、日本語の表現が絶妙なところが私にはヒットしたのですが、あの「中田さん・・・」の口調は英語でも、面白さは伝わるのかな?村上春樹さんの本はほとんど読んでいますが、彼の作品の中では一番気に入っています。


 アメリカでも村上春樹さんは、人気があるのか知りたいです。ニュージーランド人の知人で、村上春樹ワールドにはまって、読みふけっている人がいます。彼は周りのニュージーランド人に、村上春樹作品を薦めて、愛読者を増やしているそうです。

 これだけ村上春樹作品が世界中で読まれているのだから、ノーベル文学賞をとるだろうという説に私も一票。

 

 
 

 私のアメリカの生活では、読書が好きという人はいますが、John Grisham(ジョン・グリシャム)が人気のようで、今のところ村上春樹ファンには出会っていません。編み物仲間は、読書を始めるととまらなくなり編み物ができないから、しばらく読書はしないように心がけている、という人が多いです。

 
 先日たまたまTVをつけたら、深夜番組で「クレヨンしんちゃん」の再放送がやっていて、しんちゃんが「おら」のところを「I」と言っていたので、「おおっ!英語で一人称は"I"としか言わないのだ!」と中学校の英語で最初に習ったことを思い出しました。

 アメリカでは、どんな分野においても、グループを作って活動するのが好きなようで、読書についても「reading group」というものがあります。
 この「読書グループ」を開始するには?会の進行の仕方、ディスカッションのトピックなどの情報が、インターネットで得られます。

 アメリカ人は自己表現することが好きで、作品を他の人に見てもらいたいという気持ちが強いようです。日本人であれば、読書は静かに一人でするもの、というのが一般的なのに対し、アメリカ人は、「ここの場面どう思った?」ととにかくディスカッションが好きです。

 アメリカでは、Operah Winfrey という女性が読書アドバイス的なことして有名になりました。彼女の推薦した本は、Operah clubという推薦図書マークがついています。

 日本でいうと、齋藤孝さんのような感じでしょうか。私は日本にいた頃、齋藤孝著「読書力 (岩波新書)」という本を読みました。一般教養として、読んでおくといい本のリストや、読書のよさなどが書かれています。彼の推薦する本を読んでみましたが、素晴らしい本ばかりでした。

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投稿者 Mako : 2007年7月26日 18:18