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2007年4月17日

 ■ ニューヨーク州での免許事情4(路上試験)

 免許取得も最終関門。路上試験編です。

路上試験は、DMVの指定された電話番号にかけて予約する方法と、HPで予約する方法の二つがあります。基本的には同じシステムだそうなので、ホームページからの方が簡単だと思います。

 予約には免許証のID番号、誕生日、それに5時間講習で貰うMV-278の終了証に記載の番号が必要になります。講習会終了直後、予約できる日を確認するためにホームページを見たら、その時点での最短は3週間後。しかも、選択できる日は、連続した2日または3日程度です。場所と時間をこだわらなければ、1週間後に受けられるところが一つだけありましたが、現実的ではありませんでした。

 3週間後は日本に一時帰国中なので無理です。それから、毎日予約画面の日時を確認する日が続きました。1日毎に、予約できる日が増えているからです。予約画面では、試験時間が6時くらいまで選べますが、実際には試験可能日が存在しませんでした。色々と確認したところ、試験が出来る一番最後の時間は4時PMのようでした。その30分前に現場に行かなくてはならないと書いてあるので、仕事の都合がある人は、予約を取るのが大変だと思います。

 予約の希望日は4/13。4/12までの予約が可能になったので、次の日には13日の予約が可能かな?と思いきや・・・実際にはその日の予約は全く受け付けず、土日を挟んだ16日が次の予約可能日になってしまいました。もしかして、13日が金曜日だったので路上試験全部がなかったのでしょうか?それとも大雪の日の振り替日になっていたのでしょうか?原因は分かりませんでしたが、とりあえず4/16の4PMに予約成功。時間は、車を借りるヘザーに合わせました。

 路上試験の車は自分で用意するのがアメリカ流。日本の国際免許証を持っている場合は、レンタカーを一人で運転して試験を受けることが可能ですが、その場合は日本の免許証が没収されてしまいます。一度没収されると取り返すのが大変なようなので、基本的にはもし聞かれたら、日本の免許証は日本に置いてきたと答えるほうが良いとのことです。詳しくはこちらのサイトを参考にどうぞ。という訳で、同乗者は必須ですね。私の場合はヘザーが引き受けてくれましたが、人によっては探すのが難しいかもしれません。その場合は、講習会を開催したBell's Auto Driving Schoolなどで、試験のエスコートサービスを行っているようです。2時間分の講習料(およそ$130)で、試験前の1時間講習と試験へのエスコートがあるので、場合によっては利用しても良いと思います。その場合の路上試験の予約は、自動車学校を通して行うことになると思います。

 さて、路上試験の当日。HPには30分前に指定場所に来るようにと書いてありましたが、ヘザーの都合で試験時間15分前に到着。車が並んでいるかな?と思いきや・・・誰も居ませんでした。指定の場所に車を停車して2、3分後、後ろに車が一台やってきました。これが試験管の車でした。まだ4時になっていないのに、早速試験開始。

 最初にLeaner PermitとMV-278、それから多分必要ではなかったと思いますが、紙のInterim Permitを見せ、教官の持っているリストにサインと誕生日を記載しました。それが済むと、出発の指示。まずは、シートベルトを締めて、室内のルームミラーを調整、それから、サイドミラーが調整されているのを確認し、雨だったためワイパーの調整とライトをオン(NY州ではワイパー作動時の点灯が義務付けられています)にして・・・いざ出発!
 この際に私は一つミスをしてしまいました。それは、出発の際に目視を忘れてしまたのです。後からヘザーに言われましたが、ウィンカーも出し忘れていたとのこと。初歩的ミスです。実はヘザーの車はマニュアル車だったので、それに少々気を取られてしまっていました。←言い訳です。

 10m程先にある最初の交差点を右へとの指示。この次に、先ほどの目視の件を指摘されました。わざわざ言ってくれるとは良い試験管です。試験は交通量があまり無く、道幅も広いのですが、ほとんどの交差点がAll ways Stopなので注意が必要です。一瞬無視しそうになりました。

 少し行ったところにあった車の後ろに縦列駐車をするように指示されました。停車している車は前に一台だけなので、後ろからいきなり停めることも可能なのですが、一旦横につけてバックして停めるように指示されました。ウィンカーの右を出し、車のほぼ真横で停車。その後バックして縦列駐車をして、少し前に詰めて前の車とのスペースを調整します。その際に、ハンドルを真っ直ぐに戻す必要があります。

 OKの指示と共に、少し下がってから出発するように言われました。意外と親切な教官です。その後、交差点で右折し、その直後に車を右に停めてから3ポイントターンをするように言われました。後方を確認して、左ウィンカー、左に一回進めて、バック、それからもう一度左に進んで無事にターンが終了。道幅は広いので特に問題無しでした。

 それから注意点としては、あまりノロノロと運転してはいけないようです。市街地の制限速度30マイルで走れるときは、ちゃんと30マイル近くまで速度を出さないと、減点対象になってしまいます。大きく、数ブロックを一周するように試験が行われました。最後の道は、少々交通量がありましたが、特に問題無し。最後に教官の後ろに車を停めて終了。その後は、レシートのような紙にサインするように言われ終了。合否を何も言われなかったので聞いてみると、合格との事。無事に終了しました!

 このレシートのような紙とLearner Permitが当面の免許証になります。しばらくすると、本当の免許証が送られてくるとのことでした。採点は安全確認ミスと記載されていましたが、それだけで済んだようです。今回はありませんでしたが、丁度スクールバスが走っている時間でしたので、万が一スクールバスが停車したら要注意です。赤いライト&ストップサインが出たら、バスと同じ方向のみならず、反対車線の車も停車しなくてはなりません。スクールバス最優先です。もし停まらないと違反ですし、場合によってはバスの運転手に警察に報告されてしまうことがあるそうなので、要注意です。

 以上、ニューヨーク州での免許取得奮闘記でした。その他の州の情報などは、こちらのHPが参考になります。

 

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投稿者 Hide : 2007年4月17日 00:04