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2007年4月16日

 ■ ニューヨーク州での免許事情3(5hours Pre-Licensing Course)

 前回のエントリーでは、NY州のDMVでの筆記試験まで書きました。このエントリーでは、NY州では必須になっている5時間事前講習会について書きたいと思います。

 5時間事前講習会は、免許取得する全ての人が受けないといけません。行っているのは民間の業者ですが、DMVから認証を貰っているようです。何処で行われるかはYellow Pageに記載されている業者を当たっても良いですし、筆記試験が終わったときに、それらのページのコピーを貰いました。

 そこで私が選んだのは、Bell's Auto Driving School主催の講習会です。決め手は、毎週木曜日の5時から、比較的近くのTroy YMCAで開催されているためです。

 ホームページには、Troy YMCAでの講習会では特に予約は必要が無いとの事。という訳で、開始15分くらい前に到着するように歩いて行きました。

 YMCAに入ると、”5時間講習はこちら”といった紙が張られており、指定の教室まで到着できます。15分前に到着した時点では生徒は3名ほど。時期が3月であったためあまり混んでいないのかな?とも思いましたが、時間直前に続々と人が来ました。最終的には30名以上になりました。

 5時間講習ってそんなに長くやるの???と思いきや、最初に行うのは名簿に名前を記載して、講習料$40を支払うこと。これを全員行うのに30分以上はかかっていました。なので、少しくらい遅れてもOKでした。特に、講習会終了時に貰う証明書(MV-278)に自分の名前、住所などを記載する必要があるためです。また、受講の際には写真付きのLearner Permitでなくても、紙製のInterim PermitでOKです。ですので、筆記試験合格直後でまだLearner Permitが手元に無くても受講できます。ただし、その際にはパスポートなどの写真付きIDを別途用意しておいた方が良いと思います。

講習の最後にテストを行うという情報も一部ありましたが、私が受講した際には、最初にテストは行わないけれど、何かメモする必要がある場合は、この紙と鉛筆を使うように。と、指示されましたので、まずは一安心。

 講義はビデオ半分、レクチャー半分でした。内容的には筆記試験の時の内容が主ですが、所々ロードテストのときのポイントを教えてくれました。特に重要だと思ったのは・・・
 ・赤信号での右折は可能なところでも必須では無いのだから、試験では行わないのが無難。
 ・車の一時停止では、Left, Right, Leftと唱えて左右を確認する。一時停止をしたかどうか試験管が認識するのは、車が静止しなくては分からないのだから、3秒程度を目安に止まること。
 ・停止線の無いところの一時停止では、サイドウォークの位置の手前が停止目標。
 ・アルコール飲料は、一度開封したものを車内に置いておくのは違法。その場合はトランクへ。
などです。

 講習会の途中には15分程度の休憩時間がありました。YMCAには自動販売機でジュースや簡単なスナックが売っていました。私の場合は、事前にドリンクとクッキーを持っていったのが正解でした。教室内での飲食はOKでした。休憩直後、何人かはドリンクのみではなくスナックまでボリボリ食べて授業を聞いていましたが、講師も何も言わず。途中、携帯電話が鳴った生徒が電話で堂々と話しているときは、流石に講師の顔色が変わりましたが、それでも授業は淡々と進められていました。
 様々な人が受講しなくてはいけない講習会なので、そういったことは良くあるのでしょうか?日本人の常識としては考えらませんでしたが、これがアメリカと割り切って聞いていました。

などなど。途中、タイヤがバーストするのはどうしてか?という質問をされてしまい、何も答えられなかったりしましたが、講習会は予定の10時PMよりも早く、9時15分には無事に終了。休憩などもあったので、正味3時間半といったところでした。

 最後に、最初に記載した小切手サイズのMV-278を貰って終了。ここに記載されている番号が路上試験で必要なので大切に持っておきましょう。

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投稿者 Hide : 2007年4月16日 23:32