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2006年9月14日
スイス6日目(チューリヒ)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
今日は夕方までしか自由時間がなかったので、チューリッヒを探検することにしました。
チューリッヒ駅からバーンホフ橋を渡り、リトマ川沿いに歩きました。現在工事中の場所が多いようでした。ミュンスター橋のそばにヴァッサー教会があります。近くに「TEDDY'S SOUVENIR SHOP」があり、店内にはスイスでおなじみの牛につけるベルや、ビールジョッキなどの伝統的なおみやげがあります。
私は海外旅行をすると、各国の料理の本、写真集、絵葉書、スプーンをコレクションすることにしているので、さっそく購入しました。旅行の楽しみは、そこでしか見られない美しい景色とおいしい料理を味わえることです。(料理はたまにはずれることがありますが・・・)
そこで、各国の料理のレシピと写真集を集め始めることにしたのです。
絵葉書コレクションに関しては、このスイス旅行で知り合った陽気で旅行好きなイギリス人も、絵葉書をたくさん買っていたので旅行先で買うにはいいおみあげだと思います。旅先でスタンプを押してもらえる場所とポストがあれば、家族や友人以外に自分にも絵ハガキを送るのは、いい記念になります。私は家の机の前にペタペタと旅先からの絵ハガキを貼っています。
スプーンコレクションについてはアメリカに来てからヘザーに教えてもらいました。ヘザーの家のティータイムコーナーには、ティーカップとティースプーンがおしゃれにデコレートされています。旅先でスプーンを買いコレクションしたものなので、一つ一つデザインが異なり、かなり古くなっているものもあり、味わいがあります。「銀のスプーン」はアメリカでは幸運のモチーフなので、コレクションするには縁起がいいのです。
チューリッヒの駅からバーンホフ橋を渡り、リトマ川沿いにスイス最大のロマネスク様式教会である「大聖堂」まで歩きました。二本の塔を持つユニークな建築様式です。
そこからキルヒ通りを散歩していると、かわいらしい絵本や画集を通りに並べた「EOS」という名前の古本屋を見つけました。中に入ってみると、知的で落ち着いた雰囲気のスイス人女性がいてしばらく会話を楽しみました。お互いちょっと片言の英語でしたが、旅先で現地の人と話をするのはとても楽しいものです。スイスで伝統的な手芸や有名な絵本を見せてもらいました。キルヒ通りは、古本屋通りなので、のんびり散歩するには最適です。本好きにはたまらないスポットでしょう。
キルヒ通りを先まで登っていき、「チューリッヒ美術館」へ行きました。CHF6のところを「シティーパス」で無料で入館しました。日本語のものはないので、英語の音声ガイドを無料で借りました。(日本の美術館では音声ガイドを借りるには500円かかるところが、アメリカやスイスでは無料です。日本でも無料貸し出しにして、気軽に借りられるようにすれば、もっと芸術への理解が広まると思うのですが・・・)
「チューリッヒ美術館」の絵画展示数はかなり豊富です。3階建てになっていて、1階には彫刻やモダンアートが展示されています。2階は宗教画だけでも膨大な数の絵がありますし、スイスの大自然を描いたスイス人画家のコーナーは日本では見られない絵を見ることができます。スイス人画家の「セガンティーニ」の絵が豊富に展示されています。サンモリッツにある「セガンティーニ美術館」にも行きましたが、そちらは大型で有名な絵が展示されています。「チューリヒ美術館」にある「セガンティーニ」の絵の方が小型ですがいい絵が多く展示されていると思いました。3階にはモネやルノワールなどの印象派の絵が展示されています。
全部見て回るには4時間はかかるのではないかと思いました。かなり充実した美術館でした。
それから、「スイス国立博物館」へ行きました。こちらもCHF5かかるところを「シティーパス」で無料で入館できました。先史時代の石器から1800年代のスイス人の服装、家具などが豊富に展示されています。迷路のようになっているので、見て回るには手間がかかりますが、内容は充実しています。
チューリッヒ初日にバーンホフ通りを歩いて雑多なイメージを持っていましたが、じっくり小道を歩いたり、現地の人と話してみると、チューリヒもなかなかいい街だと思いました。もうちょっとチューリヒを散策してみたかったなと名残惜しい気持ちになりました。
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投稿者 Mako : 2006年9月14日 15:04