さて、こちらでの競馬のルールを少々説明しましょう。馬の賭け方は以下の種類があります。
・Win・・・一着の馬を当てる（単勝）
・Place・・・一着または二着の馬を当てる。
・Show・・・一着、二着または三着の馬を当てる（複勝）
・Exacta・・・一着、二着を着順通り当てる（馬単）
・Quinella・・・一着、二着を順番関係なく当てる（馬連）
・Daily Double・・・連続した二つのレースそれぞれの一着を当てる
・Pick 3・・・連続した三つのレースそれぞれの一着を当てる
・Trifecta・・・一着、二着、三着の馬を着順どおり当てる（三連単）
・Pick 6・・・連続した六つのレースそれぞれの一着を当てる

　さあ、理解できましたか？これを頭にインプットしてさあ予想です。・・・って言っても、私たちは日本で一回も競馬をやったことは無いのです。ということで、適当にいってみましょう?という感じで、始めはExactaで挑戦！一応参考になるのは日本の競馬新聞と同じで、Pink Paperというのが売っています。これを見ながら予想を・・・もとい、馬の名前を見ながら選択。パドックで馬を見るも、フィーリングで選択し、いざ馬券を買いに行きました。まあ、こういったギャンブルごとはスマートに馬券を買わないと、後ろから何を言われるか分かりません。一生懸命窓口で言うことを復唱しながら・・・$2、Exacta, 6and3といった感じに。。。そうそう、最低ベッドは$2なんです。ところが、ここでトラブル発生。窓口の人は、Box?と聞いてくるではないですか！とりあえずイエス。そうしたらなぜか$4かかってしまい、後から3-6、6-3の両方を買ったんだ！ということに気づいた始末で・・・。

　レースの運びは日本と同じでした。（多分です。なにせ日本で競馬をしたことが無いのは先ほど書いたとおりですし。）ビギナーズラックに期待したものの見事はずれ。よし次は・・・ということで今度はちゃんとBoxではなく$2だけ買うぞと思いつつ列に並びますが、なぜかまたbox買いになってしまいました。まあ、窓口でゆっくり買っていると後ろが怖いですし・・・しょうがないかな?。

　そうこうしているうちに、第六レースまで終了したにもかかわらず、三人とも誰も当たらずに。こうなってくるとちょっと飽きてしまいますよね。と思っていたら、第7レースでヘザーがWinとShowを当て$15程返って来ました。なるほど！こうすれば勝てるのか、という知識を得た私たちは、馬を見ず、新聞に書かれている予想とオッズからWin、Place、Showで賭けることにしました。つまり・・・予想で絶対人気はWinで、オッズが高く3位までに予想されている馬があればShowで・・・といった感じ。
　その結果、最後の2レースでは$8賭けて$17返ってきました！やった?えっ？そんな賭け方は競馬じゃない？っていい?んです。勝てば。とりあえず今日の全体の成果は$34賭けて$17バック。まあ、楽しんだので良いんです。

　今日の教訓・・・馬を見ても勝つ馬は分からん！オッズとプロの予想を見ながら統計的に（←一応理系の研究留学なので少しはもっともらしく）確率の高い馬に賭けると勝てる（かも？）。但し、賞金、運営費が掛かっている以上、儲けの期待値は掛け金より低いことを肝に銘じるベシ！