? イギリスの編み物事情 | メイン | 世界の編み物トレンド ?
2007年8月14日
Rebecca Hatcherのニットパターンが最近のお気に入りです。
彼女のデザインしたShrug(シュラグ)を編んでみて、編み図がわかりやすく、編みあがった後の作品を見ても、いいデザインだなと満足しています。
彼女はKnitty.comにニットパターン(編み図)を提供している、マサチューセッツのボストン近辺に住んでいるデザイナーです。
編んでいてわからないところがあった場合、また編んでみた感想などメールしてみると、フレンドリーな返事をしてくれるので、とても好感が持てます。
Rebecca Hatcherのデザインのファンなので、一体どこでどんな風にニットデザインを習ったのか尋ねてみました。
すると・・・
「既存のパターン(編み図)で編んでみて、袖の長さを変える、また、着丈を変えるなど小さなことからアレンジは始まります。
そういう小さな変化(チェンジ)を積み重ねていって、ニットデザインに慣れていきます。
ニットパターン集(模様編み辞典のようなもの)を読んで、それぞれの模様がどんな風に編まれているかを研究します。これは、けっこう勉強になりますよ。」
など、プロなのに(だから?)親身にアドバイスをしてくれました。
アメリカ人、あるいは、アメリカで活躍しているニットデザイナーは、普通なら職人の秘法のように隠しておきたいだろうと思うようなコツやポイントを、惜しげもなく教えてくれます。同じ編み物を趣味とする人に対して、仲間意識を持つのか、本当に無償で手助けしよう、私の知識が役立つなら教えよう、という考えの持ち主が多いようです。
リンク集にも紹介していますが、Rebecca Hatcherのブログはこちらです。
以下にRebecca Hatcherデザインのパターンを挙げます。
http://www.knitty.com/ISSUEfall03/PATTbpt.html
http://www.knitty.com/ISSUEspring03/PATTgrecian.html
http://www.knitty.com/issuewinter03/PATTshimmer.html
投稿者 Mako : 2007年8月14日 15:54