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2007年6月11日

 ■ ハーブの歴史

 ハーブは、世界史の中で大きな影響を与えています。テーマ別に歴史をおさらいすると、目からウロコという発見が多く得られるので、お勧めです。

 ハーブには、古代からの長い歴史があります。
 医療の発達していない時代には、薬草が薬として、使われてきました。ハーブに詳しい人は、病気を治す力があるから、魔法を使える、魔法使いである、とされてきました。
 つまり、魔女はハーブの専門家(スペシャリスト)であったのです。魔女にお婆さんのイメージがあるのは、年をとれば年の功で、その分ハーブにも詳しくなるからです。
 元来魔女は、病気を治す多くの知恵を持つとして、町で重宝され、良いイメージを持たれていました。ところが、あまりに賢い女性というのは、次第に距離をおかれ、怖いというイメージをもたれるようになりました。
 そして、キリスト教国家にとって危険であるとされ、魔女狩りが始まりました。この魔女狩りにより、多くの薬草学に詳しい人と猫が処刑されました。
 この影響で、猫の数が大幅に減ったので、ねずみが急増しました。そして、ねずみののみを媒介とする、ペストが大流行しました。
 ここで、ハーブのスペシャリストである魔女が、殺菌作用のあるハーブなどを使用し、衛生環境を整えて、ペストの予防に重要な役割を果たしました。

 今でも、魔女だと名乗る人は世界中にいます。本来の魔女の意味は、薬草学の専門家なのですから、現在世界中に大勢いても不思議はないのです。

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投稿者 Mako : 2007年6月11日 18:25