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2007年5月 5日

 ■ 町の小さな本屋

 今日は、一年ぶりくらいにTroyのダウンタウンにある小さな本屋に行ってきた。
 この町に来てからの最初の二週間は、まだ友達がいなくて、安全で居心地のよいこの本屋にたびたび訪れていた。店員とも顔なじみになって、おすすめの本を買うのが楽しみであった。
 でも、今ではすっかり行動範囲が広がり、バスで隣の町に行くと、もっと大きな本屋があることを知った。そこでは毎週送られてくるクーポンを使うと、15?30%引きで本を買うことができる。
 大きな本屋というのは、日本で例えると、紀伊国屋やブックファーストのようなものである。探している本がどの棚にあるのか、というような質問は店員にできるが、どんな本がおすすめかというようなタイプの質問はあまりしない。
 それに対して、町の小さな本屋は品数は多くはないが、アメリカで今どんな本が流行っているのか、私の英語レベルで読めるおもしろい本はないか、などさまざまな質問が気軽にでき、まさに読書アドバイザーである。

 安い値段で本を買うのが当たり前になると、定価でしか売っていない小さな本屋で買うのが少々高いような気がして、足が少しずつ遠のいてしまった。だが、今日はその小さな本屋のアドバイスがほしくなって、久々に行ってきた。

 今アメリカの女性の間で、「ノラ・ロバーツ」の本が人気であるが、彼女の著書が非常に多く、あるものはシリーズになっている。だから、どの作品から読み始めたらいいのか、という意見を聞きたかったのである。

 答えは、彼女はたくさん本を書いているけど、何かおもしろい本を探しているならこちらのほうがいいよ、と Alexander McCall Smith著のThe No. 1 Ladies' Detective Agency (No. 1 Ladies Detective Agency)という本を紹介してくれた。実際に読み始めるとはまってしまい、自分にぴったりのレベルと好みの本を選んでもらえたことがとてもうれしくなった。
 軽い探偵ものなら内容にも夢中になりやすいので、洋書での読書にぴったりである。

 時々、どうしてこんなに小さな本屋が今でも続いているのかと不思議に思うことがあったが、やはり町の人々の支持を受けて支えられているのだということがわかった。

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投稿者 Mako : 2007年5月 5日 08:08