さて、今日は長かったスイス旅行の最終日。チューリッヒ空港からニューヨークのJFKへ飛び立ちました。
チューリッヒ空港はチューリッヒ中央駅からわずか10分ほど電車で行ったこところにあります。ですので、非常に楽に行くことができます。私たちが泊まった宿は、中央駅から一駅行ったところにあるEtap Hotelに泊まりました。物価の高いチューリッヒにしては比較的値段が安く、安心して泊まれます。しかし、シャンプーなどはありませんので、少しでも観光気分を出したい時は、オクトパストラベルや、海外ホテル料金比較&予約ができるサイトなどがホテル探しに便利です。
出発の便はアメリカン航空で10時10分発でした。これまでアメリカの航空会社はほとんど遅れてばかりだったので少々心配しました。ただし、アメリカへの航空便はテロやイギリスでの事件後、非常に厳しくなっています。例えばチェックインする前に、質問でのセキュリティーチェックを受けました。例えば・・・
・ この荷物はいつパ、どこでッケージしたのか?
・ ここまで来る間に、この荷物はどこにあったのか?
・ この荷物は誰のものか・・・
などなど、基本的な質問をいくつも答えなくてはなりませんでした。当たり前すぎて予期せぬことを質問するので、かえって英語を理解するのが大変だったりしましたが・・・
ようやくチェックインしてチケットを貰うと・・・10時過ぎの飛行機なのに、ボーディングタイムがなんと8時半になっています。??? まあ、実際にそんなに早くから乗っている人はいないのでしょうが、手続きで出発が遅れるのを避けるための措置だと思います。
アメリカ便とそれ以外の便では、セキュリティーチェック自体の場所が異なりました。当然厳しいです。先日多少チェックが軽くなるというニュースがありましたが、当日は一切の水・ジェルなどが持ち込み禁止でした。
飛行機は無事に定刻出発し、予定通りJFKに到着しました。ここからTroyに帰るまではまだ時間がかかります。幸い到着時間が午後1時過ぎだったので、時間の余裕はありました。JFKからグレイハウンド(Greyhound)のバス停(ポート・オーソリティー)までは電車、バスなどで行きます。バスは片道$15ですので、便利さをとってバスにしました。
ポート・オーソリティーからはGreyhoundのバスでAlbanyまで行きます。ここで、バスの都合で時間が少々あったので、直ぐ傍にあった、これ
を食べました!吉野家の牛丼です。日本では米国産獣肉の輸入問題がありますが、米国に滞在していると食べないわけにはいきません。この牛丼、日本とほぼ一緒!美味しかったです。
さて、ここからAlbanyまではバス一本なのですが、乗車時に少々問題が・・・。来るときは何も言われなかったのに海外旅行用のスーツをバスに預ける際に"重すぎる”と文句を言われました。規定では50ポンド(23kg程度)となっているとの事。超過料金は$20。もう一つ小さな荷物があったので、そちらに荷物を移せば超過料金がかからない、と言われました。
後から考えると、チップを取ろうとしたのではないか?と疑ってしまいます。わざわざ50ポンドを超えているのを量りましたが、実際に重さが表示されているのを私は確認できませんでした。しかもその人自身、見ていたのかどうか怪しいですし。
私が荷物をスーツケースから出そうとすると、あきらめて”載せな”という手振りをして、無事解決・・・。難癖付けてチップを取ろうとしたとしか思えません。まあ、とりあえず無事に済みましたが・・・
Albanyに到着したら、ここからはタクシーを使いました。過去に2回ほどここからタクシーを使っているのですが、毎回同じ運転手。今回は・・・と思ったらまたまた同じ人が居ました。う?ん、悪い人ではないので構わないんですが、ちょっと顔&家を覚えられているのって嫌な気分ですよね。
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スイス11日目(ツェルマット?氷河急行の旅)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
さあ、いよいよツェルマットも最終日となってしまいました。これまで、グリンデルワルトで2泊、ここツェルマット(Zermatt)で2泊、計4泊も山岳ホテルに滞在していたのですが、これまであまり良い天気に恵まれませんでした。ところが・・・
この写真は夜明け前に撮った写真です。あまりうまく撮影できませんでしたが、多くの星が写っているのが確認できると思います。実は、夜中も一瞬晴れたりしたのですが、すぐに霧がかかってしまったりして長時間満点の星空を見ることはできませんでした。
しかし、一瞬の合間にはこれまで見たことも無いような星空を見ることができたのです。ようやく山岳ホテルに宿泊した目的を一つ達成することができました。
夜に星空が見えたということは・・・
そう、マッターホルンの朝焼けです。最終日になって、ようやく完全なる姿を見せてくれました!
下の方には雲がかかっています。標高2585mにあるリッフェルベルク(Riffelberg)だからこそ見られた朝焼けです。
じっくりと山々を見ていたいのですが、実は今日の朝10時8分発の氷河急行(Glacier Express)に乗車予定です。ですので、あまり時間がありません。そこで、限られた時間の中、これまで見られなかったマッターホルンを楽しむ方法を考えました。山岳列車の上り始発が7時40分にリッフェルベルクの駅に来ます。そこでそれに乗って、終着駅のゴルナーグラート(Gornergrant)の展望台またはここから一つ上のローテンボーデン(Rotenboden)の駅からのハイキングを行おうと考えました。
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スイス10日目(ツェルマット2日目)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
さて、昨日のはあいにくの天気の一日でしたので、今日こそは!ということで楽しみに迎えた一日です。
9月の日の出時刻は、7時過ぎ。この写真は日の出前のリッフェルベルク(Riffelberg)ホテルです。この時間帯に山の写真が撮れるのは、山岳ホテルならではです。
そしてツェルマット(Zermatt)の町の明かりが、雲の下に見えます。でも残念ながら、マッターホルンはまた雲に隠れてしまっているようです。
昨晩のホテルに滞在していたのは私たちとイギリス人の男女(いとこ同士)の二組だけでした。そこで、夕飯の時に教えてもらったのですが、ホテルjのすぐ傍でIbex(野ヤギ)が現れるとのこと。しかも、昨日の夕方、夕飯前に撮ったという写真を見せてもらったのですが、すぐ間近で撮影したものでした!
そこで、私たち&そのイギリス人男女の4人で、Ibex探しの朝の散歩が始まりました。7時に待ち合わせして、まだ観光客の居ない山裾を歩きます。
20分ほど散策していたのですが、なかなか姿を現しません。正直諦めかけたときに、遠くの山裾に動物の動く影を妻が発見しました!
少しずつ近づいて行ったのですが、そこまで到着するまでの間に逃げてしまったようでした。
残念!!!!
と思ったら・・・
少し遠かったのですが、なんとか写真に撮れるところに居るIbexを発見!
最初に一頭が様子を伺ってから、続々と続いてIbexが出てきました!合計八頭ほどいるのを見ることができました。
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スイス9日目(ツェルマット1日目)のアルバムページはこちら。合わせてご覧下さい。
さて、今日はユングフラウの山々を後にして、ツェルマッと(Zermatt)への移動です。実は今日の夜も山岳ホテルを予約しているので、ホテルに上がるための時間を考慮しなくてはなりません。
ところが・・・
ご覧のようにお天気は雨。。。。。悲しい????。でも、幸か不幸か、一応移動日に当たったのが救いでしょうか。
グリンデルワルトなどがあるベルナーオーバーランド(Berner Oberland)地方からツェルマットまで、意外と乗り換えがありました。多分、うまく連絡をしている列車に乗れば乗り換え回数を減らすことは出来るのかもしれませんが・・・。前のエントリーにも書きましたが、各時刻表は、事前にスイス国鉄SBBのサイトで時刻表や値段が調べられます。また、オリジナル時刻表を作成すると、ある区間の乗り継ぎ電車を時系列で表示してくれます。使い方は、スイス政府観光局のこちらが参考になります。
この時刻表、普通の列車のみではなく山岳列車やロープウェイなども考慮されています!そう、私たちの出発地はメンリッヒェンの山の上。ですので、最初に乗るのはロープウェイなのですが、オリジナル時刻表の作成時に、ちゃんとロープウェイの出発時刻も考慮されていました!
あいにくの雨&山の上は風が強かったので、
もしかしてロープウェイは動いていないのでは??
と思いましたが、無事に動いていました。良かった??こんなに大きな荷物(二人で海外旅行用のスーツケース1つと小さいバック&リュック)を持って歩いて降りるのは不可能ですし。
出発は8時半。20分過ぎに宿を出て3分ほど頑張って歩くとロープウェイ駅に到着。雨に濡れての移動です。さて、急いで到着したものの切符売り場に人がいません。少し待っていると階段下から人が上がってきました。ようやく出発です。
ヴェンゲン(Wegen)での乗り換え時間があまり無いんだよな??と思いつつ、定刻を2?3分送れて出発。私たち以外には誰も乗客はいませんでした。当然なんですが・・・。始発で下りのロープウェイに乗る人って、メンリッヒェンの宿に泊まっている人以外はいないですよね。乗車中、天気が悪くて残念だったね。と言われました。すごく良いおじさんで、天気が悪くて残念な気持ちが少しは晴れました。
ヴェンゲンでの乗り換えは急ぎましたが、ツェルマット(Zermatt)までは乗り換えの回数が多いものの比較的スムーズに行きました。
さあ、いよいよマッターホルンとご対面!と思いきや、残念ながらこの天気。ツェルマットも雨でした。朝出発して1時頃に到着した私たちは、大きな荷物を駅に預けてとりあえず昼食タイム!
で、食べたものはコレ!
スイス料理と言えば・・・という、チーズフォンデュ。実は、私は以前スイスで食べてたことがあるのですが、正直あまり美味しいとは言えませんでした。特に、ワインの匂いが・・・。ですので、妻にはあまり勧めなかったのですが、そうは言えども、やはり一度は体験してみたかったようです。
で、妻の感想は・・・
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スイス8日目(ユングフラウヨッホ)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
今日の夜も、同じくメンリッヒェン(Mannlichen)にある山岳ホテルに宿泊予定です。つまり、今日一日はここでの観光の日となりました。もちろん、ここでの観光の目玉といえば、Top of Europeのユングフラウヨッホ(Jungfraujoch 3454m)でしょう!
ところが、あいにくお天気は曇り空。せっかくメンリッヒェンの山岳ホテルに泊まったのですが、雲は高い位置にあってユングフラウヨッホの展望台ドームは見えませんでした。
と言っても、限られた時間でのスイス旅行。とりあえず上る方向で宿を出発!と言ってもココは山の上。最初にすることはもちろん下山をしなくてはなりません。
メンリッヒェンからの交通手段としては、グリンデルワルト方面に行くゴンドラか、その反対側の町ヴェンゲンに行くロープウェイの二つがあります(地図はこちら)。
が、せっかくスイスに来たので山歩きもどきをしてみようと思います。なぜなら、メンリッヒェンからユングフラウヨッホへ上がるための乗換駅であるクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)までは、初級レベルのハイキングコースがあるとのこと。距離は4.4km、時間にして1時間半程度なので、あまり山歩きに慣れていない妻には丁度良いだろいうということで、クライネ・シャイデックの駅まで歩くことにしました。
このような情報も旅の定番ガイドブック
地球の歩き方 ガイドブック A18 スイスには記載されているので、非常に便利に利用しました。本で紹介されているホテルのうちいくつかは、読者割引が適用できるものがあります。うまく利用すると、本代くらいはすぐに浮いてしまいます。
このハイキングコースは、ユングフラウの山々を正面にして歩くので非常に景観が良かったです。
下のほうの氷河は良く見えましたが、やはり上のほうは霧がかかっています。一方下の方を見てみると・・・
グリンデルワルトの町並みが良く見えました。天気は快晴ではなかったものの、雨は降っていなかったのでハイキングには良かったです。ただし、既に9月も後半。セーター1枚だと寒かったです。ユングフラウヨッホに上がることを考えて、私たちはセーター2枚を用意していて正解でした。
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スイス7日目(グリンデルワルト)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
今日からは、山を観光して来ました。私はスイスが2回目なのですが、妻は今回が初のスイス。なので、スイスと言えばココ!という観光地に行くことにしました。そこで、まずはアイガー(Eiger)やユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)があるグリンデルワルト(Grindelwald)に2泊しました。と言っても、正確にはグリンデルワルトから30分ほどゴンドラに乗って到達するメンリッヒェン(Mannlichen)という山にある山岳ホテルに泊まりました。グリンデルワルトの町にも多くのホテルがあります。個人で旅行するときにはインターネットで安いホテルを探すのにオクトパストラベルや、海外ホテル料金比較&予約のできるホームページをよく利用して探しています。
さて、本日はチューリッヒ(Zurich)からの移動です。当初の予定では、チューリヒを朝8時過ぎに列車で出発し、アイガーやユングフラウの山々が目の前に見える展望台のシルトホルン(Schilthorn: スイス政府観光局(日本語)、シルトホルンバーン)に行く予定でした。
しかし!・・・・当日はあいにくの雨模様。
という訳で、とりあえず麓の町であるインターラーケン(Interlaken)まで行ってから、その先の予定を考えることにしました。当然、移動にはスイスフレキシパスを使用し、有効日としました。前のエントリーにも書きましたが、このパス、有効日以外でも50%の割引に使え、今年からほとんどの山への交通機関(登山列車、ロープウェイ、ゴンドラなど)でも50%引き(2005年までは25%引き)になるので非常に有用です。
チューリッヒからインターラーケンまでの鉄道は、何度かの乗換えを必要としました。たぶん、多少時間が掛かっても良いようでしたら乗り継ぎの良い列車もあると思いますが、チューリヒ?ベルン(Bern)、ベルン?シュピーツ(Spiez)、シュピーツ?インターラーケン・オスト(Interlaken Ost)と列車に乗り換えています。
各時刻表は、事前にスイス国鉄SBBのサイトで時刻表や値段が調べられます。また、オリジナル時刻表を作成すると、ある区間の乗り継ぎ電車を時系列で表示してくれます。使い方は、スイス政府観光局のこちらが参考になります。
ベルンからシュピーツまで、進行方向に左側に現れるトゥーン湖(Thuner See)。あいにくの天気だったのですが、少し霧のかかった湖も神秘的です。
完全に雨だったり、時間がある時は湖の遊覧船に乗るというのも非常に楽しいと思います。
さて、一旦シュピーツで乗り換えインターラーケン・オスト(Interlaken Ost)の駅まで到着しました。ここの駅はこれから上がっていく山の麓の駅になります。今晩の宿となるメンリッヒェン(Mannlichen)の山を挟んで左回り、右回りのルートがあり、左に行くとグリンデルワルト、右に行くとシルトホルンに上がるための乗換駅であるラウターブルンネン(Lauterbrunnen)という駅に行きます。
つまり!・・・このインターラーケンの駅でシルトホルンに上がるかを決めなくてはいけません。幸い若干の乗り換え時間があったので、その間にインフォメーションに足を運びました。これらのベルナーオーバーランド(Berner Oberland)地方の山々の頂上にはカメラがあり、その様子をライブで確認できるのです。
ライブカメラで確認したところ、残念ながら頂上も霧が掛かっているようでした。しょうがないので、とりあえずグリンデルワルトに向かうことにしました。ここで乗る電車の前方か後方かで行き先(右回りか左回り)が違います。すぐ先の駅で切り離しがされるので、確認してから乗り必要があります。
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スイス6日目(チューリヒ)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
今日は夕方までしか自由時間がなかったので、チューリッヒを探検することにしました。
チューリッヒ駅からバーンホフ橋を渡り、リトマ川沿いに歩きました。現在工事中の場所が多いようでした。ミュンスター橋のそばにヴァッサー教会があります。近くに「TEDDY'S SOUVENIR SHOP」があり、店内にはスイスでおなじみの牛につけるベルや、ビールジョッキなどの伝統的なおみやげがあります。
私は海外旅行をすると、各国の料理の本、写真集、絵葉書、スプーンをコレクションすることにしているので、さっそく購入しました。旅行の楽しみは、そこでしか見られない美しい景色とおいしい料理を味わえることです。(料理はたまにはずれることがありますが・・・)
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スイス5日目(ルツェルン)のアルバムはこちら。合わせてご覧ください。
チューリッヒ(Zurich)を拠点に気軽に行ける街を探し、今日はルツェルン(Luzern)へ行くことにしました。
チューリッヒからルツェルンまでは特急電車で約1時間。40フランかかりますが、スイスパスがあるので半額の20フランで行くことができました。
私は時間の都合で4時間程しか滞在できませんできたが、ほぼ一日あれば見て回れる街です。ルッツェルンの駅を出てすぐのところに船着場があるので、時間があれば船に乗って湖を回ると楽しいと思います。
ロイス川沿いにカフェがたくさんあります。きれいな川なので、のんびりランチしたりお茶したりするには最適でしょう。私は歩きつかれたので、スタバでカフェオレを買いましたが、8フラン(約800円)!やっぱりスイスは物価が高いのだなと感じました。でも川辺で飲むカフェオレは、最高でした♪
ルッツェルンは水辺がきらきらした、きれいだという印象を受けます。もう一度来たいなと思わせる街でした。ロイス川にヨーロッパ最古の屋根付き木橋である「カペル橋」と「シュプロイヤー橋」がかかっています。鮮やかな花が飾られているので、橋から少し離れて眺めるととてもきれいです。「シュプロイヤー橋」の屋根の裏に、ペストの大流行を描いた67枚の絵画がかかっています。
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スイス4日目(チューリヒ)のアルバムはこちら
今日は朝8時前にホテルを出て、チューリッヒの街を散歩しました。スイスというと、山に囲まれた大自然を想像しますが、チューリッヒは都会的な街でした。
チューリッヒは、紀元前のローマ時代にリトマ川を往来する船から税金を取り立てるために立てられた、税関という意味である「トゥールクム」が語源になっているそうです。
一方で、16世紀前半にツヴィングリによる宗教改革が始まったのも、レーニンやアインシュタインが住んだのもこのチューリッヒで、歴史的古さと新しさを兼ね備えた街なのです。
まずはバーンホフ通りを歩いてみました。「チューリヒおもちゃ博物館」と「ベイヤー時計博物館」は、14:00開店なので、注意する必要があります。私は時間の都合からこの二つは今回行くことができませんでした。「ベイヤー時計博物館」は、普通の時計屋が14:00になると、博物館として時計を見ることができるというものだったので、「地球の歩き方」の地図を見ながら大きな博物館を想像しながら歩いた私は、なかなか見つけることができませんでした。
地球の歩き方 ガイドブック A18 スイス
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アルバムページにスイス3日目(ベルニナ急行の旅)がありますので合わせてご覧ください。
さて、今回の旅で最初にサンモリッツに来たのは訳があります。それは・・・このベルニナ急行に乗るためです。
このベルニナ急行はサンモリッツまたはクールから、イタリアにあるティラノを結ぶ観光列車です。スイスで一番有名な観光列車は氷河急行ですが、氷河急行を最初から最後まで乗ると8時間以上掛かってしまいますが、このベルニナ急行は2時間程度でティラノまで行けます。しかも旅のメインはサンモリッツから最初の1時間程度なので、時間が無い場合は途中で降りても支障が無いという訳です。また、氷河急行は名ばかりで実際に氷河を見ることはほとんど出来ないのに対し、こちらのベルニナ急行は車窓から氷河を見ることができます。という訳で、乗ってみることにしました。
この列車は予約が必要です。せっかくスイスパスの1等を購入していたので、1等パノラマシートを予約したかったのですが、あいにく満席。(前日の予約だったからだと思いますが、それでも平日の月曜日だったんですがね)しょうがないので、2等席を予約しました。ちなみに、予約料金一人CHF5でした。予約区間はサンモリッツからティラノ(Tirano)全線にしましたが、実際には途中駅のアルプ・グリュム(Alp Grum)までの乗車にしたので、1時間足らずの列車の旅です。
朝の日の光で輝いているサンモリッツ湖を10時前に出発です。
急行と言ってもそれほど早く走るわけではありません。最初の30分はそれほど面白い景色があるわけではなく、のんびりと走っていきます。右に左に曲がりながら、徐々に坂道を登ると、山影から少し氷河が見えてくるようになりました。30分ほど電車に揺られると、最初のメインイベントが姿を現しました。
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アルバムページには更なる写真がありますので、合わせてどうぞ。アルバムページ:スイス2日目
3時間遅れでスイスへ到着!と言っても、まだ朝の10時過ぎです。今日の一日は、避暑地で有名なSt. Moritz(サン・モリッツ)までの移動。今回の旅行は、主に電車を使って旅をします。なぜなら、正確さと快適さでスイスの鉄道システムにかなう国は無いと思われるほど発達した鉄道を有しているからです。但し、普通に切符を買うととても高額になります。現地の人も、半額パスなどを購入しているのですから、私たちも賢く買わなくては・・・
旅行者向けのスイスの鉄道パスには、スイスパス(連続した日で列車に乗り放題)、スイスフレキシパス(選択した日に列車に乗り放題)、スイストランスファーチケット(空港から目的地までの移動に有効)、スイスカード(切符代が半額)などがあります。詳しくは別途調べてください。ここで重要なのが、これまで(2005年まで)は、登山電車や山岳ロープウェイなどに関してはこれらのパスを持っていても25%引きにしかならなかったのですが、2006年からは50%引きで買える様になりました。しかも、スイスフレキシパスに関しては、有効にした日以外でも全ての鉄道などが50%引きで切符が買えます。そこで今回は色々と計算をしたところ、スイスフレキシパスの5日間を購入。夫婦で一緒に旅行するのでセーバでの購入をしました。ただし、これらのパスは事前にスイス以外の国で買う必要があります。私たちはRail Europeにてインターネット購入をしました。注文から受け取りまで3日ほどです。チケットはクーポンになっています。
さて、スイス到着日の移動はSt. Moritzまでです。なので早速スイスパスを使用しました。このパスは、最初に有効にした日から1ヶ月間の間に、自分の決めた日をパスの有効日にすることができ、それ以外は半額で電車に乗ることができます。そこで、最初に鉄道の窓口で有効日のスタンプを貰います。また、ついでにスイスの観光列車で有名なベルニア特急と氷河急行の予約を取りに窓口まで行き相談しました。午前中の空港駅だったためか、非常に空いていました。チューリッヒの駅では混雑していたので、時間と場所によるのでしょうか。スイスの鉄道の人は本当に良い人が多いです。今回、ベルニア特急に関しては1等の席が一杯で2等を予約しましたが、親切に対応してくれました。
空港からは一旦チューリッヒの駅まで行き、そこからChur(クール)の駅まで行き、乗り換えてサンモリッツまで行きます。チューリッヒに行った理由は、乗り換えの都合もありますが、そこで大きな荷物を預けるためです。駅には沢山のロッカーがあり、サイズもさまざまありますが、旅行トランクの大きさが入る大型のロッカーはあいにく一杯でした。そんなときは、駅の荷物預け場所に行くと預かってもらえます。ここは、目的の駅まで荷物の回送などをするサービスもやっていますが、単に荷物を預かってもらうことも可能です。ただしオープン時間があるので要注意です。時間を気にしなくても良いという意味ではロッカーの方が楽ですが・・・。次の日の夕方に引き取ることを伝え、CHF7払いました。以前イタリアを旅行した際には、テロのために全てのロッカーが閉鎖。駅で荷物を預けるためにはセキュリティーチェックを通してからようやく預けられたのとは大違い。すんなりと預かってくれます。これも治安の良さの表れですね。
さて、Churまではそれほど景色が良いというわけでは無いのですが、クールからサンモリッツまでは車窓の風景が非常に変化に富みます。
クールからの電車に乗った私たちは、早速窓を開けて景色を撮影するために準備したのですが、検札の際に窓を閉めるように言われてしまいました。後から気づきましたが、非常にカーブやトンネルが多く、うるさいからなんだろうな?と分かりましたが・・・。でもカメラで撮影するには窓を開けたいですよね。それでも窓越しにカメラで撮っているのを見た車掌さんは、”デッキの部分が窓が開けられるよ”と親切に教えてくれました。そこで、左右の窓を開けて写真を撮ることができました。但し、トンネルに列車が入ったらうるさいので窓を閉めるほうが懸命だとは思いましたが・・・。
続きを読む "スイス2日目(スイス到着からSt.Moritzへ)"
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Troyからスイスへ旅に行くことになりました。この旅行は半分仕事ですが、妻にとっては完全に観光気分です。今回はその旅行記録のエントリーです。日数が多いので少しずつ書いていきますね。
さて、私たちが住んでいるTroyという町からどうやってスイスに行ったかということを最初に書いてみます。Troyから一番近い空港はAlbany国際空港です。国際空港となってはいますが、実際は地方空港なのでスイスまでの直行便はありません。そこで、実際にスイスに行くためにはAlbanyから米国内経由、またはニューヨークのジョン・F・ケネディー(JFK)空港から出発するしかありません。今回、値段を調査するとJFK-チューリッヒ(Zurich)の直行便が一人$670+税金等という値段で見つかりましたので、迷わずそれに決定。出発は午後5時過ぎ、帰国便の到着が昼の1時前ということで、移動にも都合が良い便となっています。
AlbanyからJFKまでの移動には、やはり高速バス(Greyhound)が便利です。本数も昼なら2時間に1本程度運行されているので便利です。料金は一人$36。但し、以前利用した際に貰ったクーポンで15%引きに出来ました。ちなみにGreyhoundのバスは事前購入することによって安くなる場合がありますが、NY-Albanyに関しては特にそのような設定はありませんでした。ただし時期によっては運賃が$42だったりします。片道の時間はおよそ2時間45分。これも道路の混雑次第ですが、さほど遅れたことはありませんでした。
ニューヨークシティーの到着場所はPort Authority(ポート・オーソリティー)というバスターミナルになります。このターミナルは大きいので、迷います。また、治安もそれほど良いとは言えないので、夜間は気を付けた方が良いでしょう。ここから、JFKまではバス・タクシー・電車などが選べます。電車の場合は、地下鉄($2)で空港線(AirTrain)のある駅まで行き、AirTrain($5)で目的のターミナルまで行きます。ただし荷物の大きい場合は、地下鉄は避けた方が無難かと思います。そこで私たちは空港までのバスを使いました。片道$15、往復$27ですが、レシートに印刷したチケットを道端にいる係りの人から買います。一応係員のビブスを着ているのですが、あまりやる気がなさそう・・・少々不安だったのでとりあえず片道で購入。往復の有効期限は分かりませんでした。乗る際のターミナル番号または航空会社を言ってから荷物を入れてもらう必要があります。ちなみにニューアーク空港行きのバスの場合は、ポート・オーソリティー内の空港バスと書いてあるところのカウンターでチケットを購入できます。
バスの運行頻度は30分?1時間程度のようです。私たちが到着したときには既にバスが止まっており、10分位したら出発しました。その後、鉄道の中心駅であるペンシルベニア駅に止まってから、空港に向かいます。そのときに、先ほどのチケットを回収されるので無くさないように気をつけてください。空港まではおよそ1時間ですが、これは道路の混雑次第。最低1時間半は時間を見ておいた方が良いでしょう。
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